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![]() 互いに隠し続けてきた疑念、思惑。 ふとしたきっかけで次々と現れる失っていた記憶。 思いがけなく浮かびあがる想定外の真実。 恩田さんの本を読むのも初めて。 装丁とタイトルに惹かれて手に取った。 ミステリー小説みたいに、なぞめいていてどきどきする。
夜は記憶を近くにたぐり寄せるのに最も適した時間なのかもしれない。 そして、朝は記憶を遠い過去にするための儀式のように訪れる。太陽とともに。 ああ、でも。なによりも。 過去は、記憶するひとのこころのなかで起こるさまざまな"取引"でこんなにも遠くなるのだ。 ■
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by yucco_mini
| 2009-06-18 14:11
| books
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