wandering landscape
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カテゴリ:records(disc)( 176 )
galaxie500 / 「THIS IS OUR MUSIC」  (1990)
a0020009_232348.gif完全なものに対する憧れはいつのまにか消えて、なにかが抜け落ちているようなある種の喪失感を持つ不完全さにこころ惹かれるようになった。 そして、それがオトナになったということなんじゃないかと最近思った。
 失ったもののありかを探すことが目的ではなく、失ったものが如何なるものであるかということに思いを巡らせる。
 焦がれるような思いを。懐かしいものの持つ暖かさを。取り戻せないということの冷たさを。
 それら全てを併せ持つ音楽。それがGARAXIE 500。これはそんな彼らのラストアルバム。
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by yucco_mini | 2004-06-10 23:25 | records(disc)
YO LA TENGO / 「SUMMER SUN」』   (2003)
a0020009_23525.gif優しい。優しすぎる。わたしに、世界に、きっとすべてに。
メロディも音も細く残る残響もささやくような歌声も。
このアルバムをかけるたびに、わたしの中の絡まって切れそうにくたびれた糸がするするとほどけて弛むこともなく伸びていくのを感じる。
だから本当に何回も手に取る。埋もれたりしないでいつでも取りだせる。

ああ、そうだ。
以前、ライブで終了後ロビーに現れにこにこしながらくしゃくしゃになったわたしのチケットの半券にサインをしてくれた。
summer sunっていうタイトルも素敵だな。
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by yucco_mini | 2004-06-08 23:53 | records(disc)
graham coxon / 「happiness in magazines」 (2004)
a0020009_161140.gifたぶん、もういい加減blurの名前をだして語られるのはどうかとおもいながら。
彼が再びblurに戻ることをデーモンが切に願っているという噂もたぶん本当だろう。
blurの最大の過ちがグレアムの喪失であり、皮肉なことにグレアムの成功はblurからのエスケイプなのだ。

前作まで前面に出ていた彼特有のエキセントリックさはもうすでにベーシックなものとして後退。
スミス世代の(、、、blur世代もか)心をつかむStephen Streetをプロデューサーに迎え、クールでスピード感のあるポップの引き出しをぶちまけている。

ああ、やはり。blurのあの部分は彼のものだったのだ。
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by yucco_mini | 2004-06-01 16:12 | records(disc)
Her Space Holiday / 「Manic Expressive」
a0020009_11759.gif西海岸で自ら“audio information phenomena”レーベルを運営するマーク・ビアンチェのソロプロジェクト。
このすきまの魅力をどう説明したらいいのかわからない。
とくに彼のようなアコースティックな音を絶妙に織りまぜるエレクトロニカは。

最近のインタビューではBjork、Aphex Twin、Brian Wilsonから影響を受けていると述べているが、実際のところ3年ちかく前に制作されたこのこのアルバムにもそのコメントは有効である気がする。
それは、生きるものの確かな息づかいと、整然とした音の持つクールネス、特別な才能からしか生まれない魔法のソングライティング。
空気を聴く。すきまを聴く。「スペイシー・バラード」と呼ばれる快楽。
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by yucco_mini | 2004-05-30 01:19 | records(disc)
THE RUM DIARY / POISONS THAT SAVE LIVES
a0020009_0394.gifmogwaiやpinbackを彷彿とさせる混沌。静かなるノイズ。
その余韻が駆け昇る、その美しい移動は感動的。
鼓動のように鳴り響くベースとドラムは快楽ですらある。
ルーズなエフェクトが施されたボーカルやギターは80年代後半~90年代初期のUK、所謂シューゲイザー、特にケヴィン・シールズのスタイルを思い出させる。
しかし彼らは現在の米国のバンドであり、ドラマチックなかたちで進化することを期待させるアーティストとなった。
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by yucco_mini | 2004-05-27 00:36 | records(disc)
mum / summer make good
a0020009_161922.gif前作 「finally we are no one」 が大好きなわたしにとって、
それは大地の賛美歌のようにわたしの中に浸透していた。
今作はまるで魂のつぶやき。もっと繊細で傷つきやすい印象。
本国アイスランドの古い灯台の中で録音したという神秘的なシチュエーション。
無機質なものと有機的なものの美しい融合は、想像力の広がりの中で最高の出口を求め、はじめからそこに辿り着くべきであったかのように見事な音空間を構築している。
双子の姉妹のうち一人がメンバーを脱退して3人に。
ツアー同様、マイス・パレードのAdam PierceとHalldor Arner Ulfarsonが参加。
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by yucco_mini | 2004-05-19 16:20 | records(disc)