wandering landscape
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
「愛と幻想のファシズム」 / 村上 龍(著)  
a0020009_0413270.jpg分厚くて字がぎっしりなこの上下巻。連休中になんとか読破。やっと。
高校生の頃、村上龍作品(特に「コインロッカー・ベイビーズ」)が大好きだった。
この本が単行本で出版されたのは大学生の頃だったが、
その時は上巻だけ買って挫折。テーマ(政治経済)が堅すぎて。
でも。もっと早くに読んでおけばよかった。
そうだ。この重さ。これが好きだったんだ。と思い出してしまった感じ。
来たな・・・自分の中にまた、きれいにやってきた気がする。
a0020009_0414257.jpg村上龍作品は久しぶりだったけど、相変わらず濃くて残酷で優しい。
魅力的な人物のキャラクター。彼らの意識を辿る快感。
ストーリーじゃなくて言葉。彼らによって語られ、または語れないままである言葉たち。
文庫版のあとがきで、この物語の主要登場人物3人(冬二、ゼロ、フルーツ)が『コインロッカー・ベイビーズ』の、キク、ハシ、アネモネの生まれ変わりである、と作者自身が書いているのを読んで、
「ああ、そうか。」と思った。もう泣いてしまいそうやな。
そして今週末は古本屋に『コインロッカー』を買いに行くはず。オレ。
[PR]
by yucco_mini | 2006-05-11 00:42 | books
<< 「最後の家族」 / 村上 龍(... holidays >>